東京浪漫劇場管理人さんのブログ「東京寫眞日録」を見ていて、むずむずしてきました。
そういうジャンルなら、香川は結構イケております。
時間を捻出して、多度津町、丸亀市商店街のアーケード街、坂出市を歩いてみました。
まずは、多度津町の気になっていた物件を。
かつては歯科医院だったようです。
旧楽天堂医院と紹介されている資料があるようですが、スペル合ってる?
道路をはさんで向かいにも趣きある洋館(こちらは現役の医院)があって、香川県内では有名なモダーン建築スポットになっています。
次に丸亀市の商店街へ。今回の研修のメインスポットです。
高松市の丸亀町商店街ではありません。(丸亀町のほうも違った意味で魅力的です)
もちろん人がいないのがポイント。この空間に人ごみは似合いません。
アーケードの天窓が経年変化で黄ばむことで、この光の色調がつくられているわけですね。
こざかしい人の計算をはるかに超えた空間演出にしばし感動。
ときどきすれ違う人が、二階堂酒造CMに出てくる、こころの旅人にさえ見えますw
そして坂出。
何度も行っているところですが、旧木田歯科醫院です。
坂出の商店街もかなりいいので行きたかったのですが、時間があまりなく今回はこれで切り上げました。
今後も時間を見つけて実行していきたいと思います。
商店街などのうらびれた状況は、地域や当事者の方々からすれば深刻な問題でしょう。
ただ、これらの空間には、狙って創造された流行のテーマパークやショッピングモールより魅力的なものが含まれています。
普段、いやというほど人間の計算のにおいの中で生活していますからね。